売上の数字を見て「今月はけっこう売れた」と思っても、振り込まれた金額を見ると少なく感じる。ハンドメイドの販売サイトを使っていると、一度はこうなると思います。
差の正体は手数料です。販売手数料、振込手数料、それに送料の自己負担。これを引いたあとの金額が、本当の意味での売上です。
この記事のポイント
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利益 = 販売価格 − 販売手数料 − 振込手数料 − 送料の自己負担 − 原価
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振込手数料は振込1回ごとにかかるので、まとめた件数で割って1件あたりにする
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手数料率は変わるので、自分の明細か公式の案内で確かめた数字を使う
手元に残る利益の計算式
手元に残る利益は、販売価格から出ていくお金をすべて引いた額です。
販売手数料 = 販売価格 × 販売手数料率
受け取る額 = 販売価格 − 販売手数料
利益 = 受け取る額 − 振込手数料(1件あたり) − 送料の自己負担 − 原価
原価は材料費と間接費の合計です。まだ出していなければ、先に
ハンドメイドの原価計算のやり方を見て1個あたりの原価を出しておくと、この計算がそのまま使えます。
販売手数料の率は、自分の明細で確かめる
販売手数料の率は、サービスごとに違ううえ、プランや決済方法、キャンペーンでも変わります。改定されることもあります。
なのでこの記事では、各サービスの料率を数字で書きません。古い数字で計算すると、実際より利益を多く見積もったまま気づけないからです。売上の明細に書かれている手数料を販売価格で割れば、自分に実際にかかっている率が分かります。
手数料が送料にもかかるサービスがあります。その場合は、販売価格に送料を含めた金額で手数料を計算してください。端数の丸め方もサービスごとに違うので、明細と1円ずれることがあります。
振込手数料は1件あたりに割る
振込手数料は注文ごとではなく、売上金を振り込んでもらうたびにかかります。月に1回まとめて振り込んでもらうなら、その月の注文の件数で割ったものが1件あたりの負担です。
振込手数料が200円で、月に4件売れたなら1件あたり50円。月に1件しか売れなければ200円まるごとがその1件の負担になります。売れる数が少ないうちほど、振込手数料は重く効いてきます。
計算例: 3,000円のバッグが売れたとき
手数料率を仮に10%として計算してみます。原価800円、送料の自己負担200円、振込手数料200円を4件で割るとします。
3,000円で売れても、手元に残るのは1,650円です。この計算は
手数料と利益を計算する無料ツールでもできます。「1,000円は残したい」のように利益から販売価格を逆算することもできます。
複数のサービスで売っているなら、サービスごとに見る
minneとCreemaとBASEのように複数の場所で売っていると、同じ作品でも手元に残る額が売り先ごとに変わります。合計の売上だけを見ていると、どこが利益を生んでいるのかが見えません。
Tenookでは売り先ごとに販売手数料率と振込手数料を設定できるので、売上を記録すると手数料を引いた利益が売り先ごとに出ます。表計算で管理する場合も、売り先ごとにシートを分けておくと比べやすくなります。
まとめ
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手元に残る利益は、販売価格から販売手数料・振込手数料・送料・原価を引いた額
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手数料率は変わるので、明細や公式の案内で確かめた数字を使う
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振込手数料は振込1回ごと。まとめた件数で割って1件あたりにする
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複数の売り先があるなら、売り先ごとに利益を比べる
売上ではなく「手元に残った額」で見るだけで、どの作品をどこで売るかの判断がしやすくなります。